減衰だけど弱くなくなる
減衰惑星が３つある。
そんなＫさん。
土星が減衰。
火星が減衰。
月が減衰。
一見すると、ぼろぼろに思える。
んでも。
いたって健康。
キャラクターも強め。
派手めな人生送ってます。
惑星が減衰すると、「めっちゃ弱くなる」ってイメージが強いと。
ん？
なんで？？
減衰って弱いんじゃないの？？？
ってなる。
減衰なのに弱くなくなる。
そうなるためには、それなりのカラクリがある。
順番に追ってみてみよう。
パラシャラの例外則
まずは『パラシャラの例外則』って法則がある。
１）３室・６室・８室の支配星が
減衰している場合は
（逆転して）成功へ導かれる
２）３室・６室・８室に
減衰する惑星が在住する場合は
（逆転して）成功へ導かれる
Ｋさんの場合。
土星の減衰。
火星の減衰。
これらが当てはまっている。
それによって、「弱い」はずの惑星が、逆転して「強く」なって運勢に作動します。
これは前回お話ししました。
具体的な話はコチラをどうぞ。
減衰のキャンセル
今回はそれ以外の理由を。
Ｋさんの場合。
『減衰のキャンセル』があります。
月が減衰している場合。
その月に「火星」が絡むと。
月の減衰はキャンセルされます。
火星が減衰している場合。
その火星に「月」が絡むと。
火星の減衰はキャンセルされます。
パッと見。
月と火星は絡んでないように見える。
でも、よ～～く見ると。
月と火星は星座交換（イクスチェンジ）してます。
この星座交換によって。
月も火星も両惑星が絡んで、減衰キャンセルになっています。
一気に２つが減衰キャンセル！
まぁ、なんというか。
お得な減衰キャンセルだわ、これ。
星座交換のパワー
んで。
もうひとつ。
星座交換は特徴的に出る。
そういう性質があります。
そうだなぁ、印象としては、惑星が強くなって特徴的に作動する、って感じです。
その特徴が加わっているから。
減衰がキャンセルしてる以上に、強くなって作動してる。
Ｋさんの場合は、そんな特徴も加わっている。
もひとつおまけに
さらに、もうひとつ。
月をアセンダントにしてみると。
月と火星の星座交換は、１室と９室の星座交換になる。
１室は自分自身。
９室は幸運。
自分自身に幸運が舞い込む、っていうコンビネーションになります。
これ、めっちゃ良いコンビネーション！
さて。
こんな感じで。
１．減衰キャンセル
２．星座交換
３．１室と９室のコンビ
こうした３つの特徴が加わって。
月が減衰していても。
そんな凹まない。
わりと淡々としている。
むしろ、周りに細やかに心を配れる性質を持っています。
火星は減衰しているけど。
パワーが無くなることなく。
何事も積極的に行動する。
積極的に行動しているのに、周りからはとてもスマートに行動しているように見える、というオマケつき。
なんかさ。
デキる人、って感じじゃない？
ちなみに。
これと似た配置の有名人がいます。
コチラも参考にどうぞ。
