減衰は時として大飛躍も
凶星の影響はみんな敬遠したい。
色々な惑星が凶星との絡みが多いと、ホロスコープを見た時にやっぱりへこむもの。
「私の人生大変なのかも」って。
そりゃそうだよね。
凶星の存在は消しようがないから、せめて単独で静かにしていてほしいもの・笑
それと同じくらいへこむ存在。
それは『減衰』なんじゃないかな。
吉星の減衰はそう。
特に金星の減衰はへこむかも。
なんか見た段階で気持ちが”し~ん”。
「人生終わったかも・・」って。
でも。
実は減衰は結構キャンセルされます。
しかもそれだけじゃない。
減衰惑星をいくつも持っていて、大飛躍を遂げた成功者は結構います。
そうした成功者のホロスコープは、パッと見ると、とても成功者に見えないホロスコープ、だったりします。
減衰がキャンセルされると。
場合によっては、普通の強いホロスコープのラージャ・ヨーガよりもはるかに強烈に作動します。それによって、ものすごい大飛躍して成功をする事があります。
これは減衰のキャンセルのとても興味深い特徴です。
減衰2つのマイケル・ジョーダン
減衰がキャンセルされることを『ニーチャ・バンガ』と言います。
『ニーチャ』は減衰という意味。
『バンガ』はキャンセルという意味。
そのまんまですね・笑
今回はニーチャバンガの例をひとつ。
これはバスケの神様と呼ばれた、マイケル・ジョーダンのホロスコープです。
減衰惑星が2つもあります。
火星と月とが減衰しています。
スポーツ選手で戦いの火星が減衰。
気持ちが強くなければいけないのに月が減衰。
そのまま読めば致命傷のような減衰。
とてもスポーツ選手のホロスコープとは思えません。
でも確かに、世界的に有名なバスケットバールの選手なのです。
では何故なのでしょうか?
そこには、減衰キャンセルの不思議な力が働いています。
後半はこちらをどうぞ。