4つのハウスの分類
ホロスコープには12のハウスがある。
それら12ハウスそれぞれに意味がある。
そして12ハウスと惑星を使って、ホロスコープから運勢・運命を読み進める。
インド占星術では、この12ハウスを違う分類でグループに分けて考える技法がある。
最もポピュラーな分類。
それは以下の分類になります。
1.トリコーナ・ハウス
2.ケーンドラ・ハウス
3.ウパチャヤ・ハウス
4.ドゥシュタナ・ハウス
4つの分類で見れるもの
これら4つが示すもの。
これを、ざっくりと見てみましょう。
トリコーナ・ハウス。
これは1室・5室・9室の総称。
最もよいハウス達とされています。
人生を豊かで実りのあるものにしてくれるハウスです。
細かくはコチラを。
![](https://hoshi-sora.com/wp-content/uploads/2020/04/harvest-sky-01-2-1-320x180.jpg)
次のケーンドラ・ハウス。
これは1室・4室・7室・10室の総称。
人生の日常生活の中心になるテーマを扱います。
ちなみに。
1室はトリコーナです。
同時に、ケーンドラでもあります。
ここから、『1室が最も重要なハウス』という事が伺えます。
細かくはコチラをどうぞ。
![](https://hoshi-sora.com/wp-content/uploads/2020/04/Hans-04-320x180.jpg)
次にウパチャヤ・ハウス。
これは3室・6室・11室の総称。
困難・緊張と同時に克服をも示すハウス達です。
凶星が活躍できる興味深いハウス。
細かい内容は、コチラから。
![](https://hoshi-sora.com/wp-content/uploads/2020/04/sirfboard-03-3-1-320x180.jpg)
そして、ドゥシュタナ・ハウス。
これは6室・8室・12室の総称。
苦しい事に属する事柄が起きやすいハウスになります。
(6室はウパチャヤ・ハウスでもあり、ドゥシュタナ・ハウスでもあります)
細かくはコチラをどうぞ。
![](https://hoshi-sora.com/wp-content/uploads/2020/04/stocksnap-36-1-320x180.jpg)
意外に重要/中立のハウス
さて。
気付く人は気づくかも。
「あれ?2室は??」って。
うん、確かに、そう。
この4つの分類に2室は入ってないんだよね。
んじゃ、2室は?
実はあまり言われていなんだけど。
2室は『ニュートラル・ハウス』という風に言われています。
そして、意外にことに。
8室・12室も『ニュートラル・ハウス』とも呼ばれてもいます。
ニュートラル=中立。
そう。
8室・12室はドゥシュタナ。
苦しいことが起きやすいハウス。
だけど。
8室・12室は中立でもある。
そして、中立と同時に。
これら2室・8室・12室。
「Fatal House」とも言われています。
中立&フェイタル。
この2つのニュアンス。
これ、実に大事なニュアンス。
そう私は感じている。
特に8室と12室を把握するのに。
中立とフェイタルってニュアンスの把握は、欠かせないものだと思っている。
中立とフェイタルについては、コチラをどうぞ。
![](https://hoshi-sora.com/wp-content/uploads/2021/09/21-09-06-繊細なバランスの中立ハウス/2室・8室・12室-2--320x180.jpg)