4つのハウスの分類
ホロスコープには12のハウスがある。
それら12ハウスそれぞれに意味がある。
そして12ハウスと惑星を使って、ホロスコープから運勢・運命を読み進める。
インド占星術では、この12ハウスを違う分類でグループに分けて考える技法がある。
最もポピュラーな分類。
それは以下の分類になります。
1.トリコーナ・ハウス
2.ケーンドラ・ハウス
3.ウパチャヤ・ハウス
4.ドゥシュタナ・ハウス
4つの分類で見れるもの
これら4つが示すもの。
これを、ざっくりと見てみましょう。
トリコーナ・ハウス。
これは1室・5室・9室の総称。
最もよいハウス達とされています。
人生を豊かで実りのあるものにしてくれるハウスです。
細かくはコチラを。
次のケーンドラ・ハウス。
これは1室・4室・7室・10室の総称。
人生の日常生活の中心になるテーマを扱います。
ちなみに。
1室はトリコーナです。
同時に、ケーンドラでもあります。
ここから、『1室が最も重要なハウス』という事が伺えます。
細かくはコチラをどうぞ。
次にウパチャヤ・ハウス。
これは3室・6室・11室の総称。
困難・緊張と同時に克服をも示すハウス達です。
凶星が活躍できる興味深いハウス。
細かい内容は、コチラから。
そして、ドゥシュタナ・ハウス。
これは6室・8室・12室の総称。
苦しい事に属する事柄が起きやすいハウスになります。
(6室はウパチャヤ・ハウスでもあり、ドゥシュタナ・ハウスでもあります)
細かくはコチラをどうぞ。
意外に重要/中立のハウス
さて。
気付く人は気づくかも。
「あれ?2室は??」って。
うん、確かに、そう。
この4つの分類に2室は入ってないんだよね。
んじゃ、2室は?
実はあまり言われていなんだけど。
2室は『ニュートラル・ハウス』という風に言われています。
そして、意外にことに。
8室・12室も『ニュートラル・ハウス』とも呼ばれてもいます。
ニュートラル=中立。
そう。
8室・12室はドゥシュタナ。
苦しいことが起きやすいハウス。
だけど。
8室・12室は中立でもある。
そして、中立と同時に。
これら2室・8室・12室。
「Fatal House」とも言われています。
中立&フェイタル。
この2つのニュアンス。
これ、実に大事なニュアンス。
そう私は感じている。
特に8室と12室を把握するのに。
中立とフェイタルってニュアンスの把握は、欠かせないものだと思っている。
中立とフェイタルについては、コチラをどうぞ。