1.太陽

コンバストの決め手は分割図

コンバストとは

評判の良くないもののひとつ。
その中に『コンバスト』がある。

コンバストはもともとは『燃焼・燃え尽きる』っていう意味。

占星術的に言えば。
惑星が太陽の近くにいるときに『太陽にコンバストされている』って感じで使う。

太陽に近づきすぎると。
太陽の熱で燃え尽きる。
だから惑星にとって良くない。

そんな感じで言われている。

『燃え尽きる』って、ねぇ。
イメージが確かによくない。

だから、コンバストは何となく怖がられている。

コンバストの範囲

どれくらい太陽に近づいたら、『コンバスト』となり影響を受けるのか。

この影響する範囲。
これを、西洋占星術では『オーブ』といいます。

『オーブ』=『影響範囲』
そう考えれば分かりやすいと思います。

この『影響範囲』
これは一体どのくらいなのか?

0度~7度なのか。
0度~5度なのか。
0度~3度なのか。

それとも、もっと近い度数なのか?

これは実は定説がありません。
鑑定する人によって、何度にするかは違います。

一般的には。

0度~7度。
0度~5度。

この説が一番多いようです。

でも本当のところは。
『コンバスト』の影響は『影響範囲』そのものにはありません

『コンバスト』の決め手は『分割図』になります。

出生ホロスコープでコンバストされている惑星。

この惑星が分割図でも太陽とコンジャンクトしているかどうか、ってのがすごく重要な決め手になってきます。

ですから。
太陽と惑星が2度くらいの近さでコンバストされていても。

分割図では太陽とその惑星がコンジャンクトして影響していない、って場合もあります。

この場合。
コンバストの影響はそこまでは受けないようです。

具体的には、コチラを参考にして下さい。

水星のコンバストはあるある状態・2オーブと分割図 コンバストには。 『影響範囲』がある、って言われてます。 例えば。 太陽の度数から水星が0度~5度以内にあれ...