どうやって減衰がキャンセル?
マイケル・ジョーダンのホロスコープでは、ニーチャバンガ(減衰キャンセル)がいくつもあります。
今回はその中で最も特徴的なものを挙げます。
月と火星をよく見てください。
興味深い特徴があります。
月と火星は、エクスチェンジ(星座交換)しています。
減衰のキャンセルには、次のような法則があります。
減衰した惑星が
在住している星座の支配星と
星座交換しているとき
ニーチャバンガになる。
火星は減衰しています。
火星は蟹座に在住。
蟹座の支配星は月です。
火星と月は星座交換しています。
これによって、火星は減衰がキャンセルされます。
月は減衰しています。
月は蠍座に在住。
蠍座の支配星は火星。
月と火星は星座交換しています。
これによって、月は減衰がキャンセルされます。
マイケル・ジョーダンのニーチャバンガ。
減衰の火星と月の両方が星座交換する事で、一気に2つともがキャンセルされています。
なんだかすごいお得な減衰キャンセルな気がする・笑
神様まで飛躍させた特徴とは
このニーチャバンガが大飛躍させてくれたのは、この月と火星のエクスチェンジの配置の持つ、特殊な特徴にもあります。
月をラグナとして見ると。
月と火星は1室と9室のエクスチェンジになります。
ラオ先生は「1室と9室のエクスチェンジは世界的に有名になるコンビネーション」と言っています。
つまり、火星と月の減衰のキャンセルが、この世界的に有名になれるコンビネーションと絡んでいるわけです。
これが、マイケル・ジョーダンを大飛躍へと運んでくれた特殊な特徴、というわけですね。
そして、もうひとつ。
マイケル・ジョーダンの場合は、太陽の配置も大飛躍に一役買ってくれています。
月から見て火星は1室の支配星
この火星が太陽にアスペクト。
太陽は10室(仕事)の支配星。
太陽自体が仕事の表示体。
1室と10室(仕事)の絡むラージャヨーガが、仕事の表示体の太陽を含んで形成されています。
このラージャヨーガも重なって、仕事上での大ブレイクを引き起こす形になったわけです。
減衰のキャンセル。
時としてこんな感じで、とんでもない大逆転と大飛躍をすることがあります。
いやはや。
減衰のキャンセルは何かと興味深い。