減衰の例外則の逆転性
減衰にはニーチャバンガ以外にも、成功に結び付く面白い法則性があります。
それは『例外則』・『パラシャラの例外則』と呼ばれているものです。
1)3室・6室・8室の支配星が
減衰している場合は
(逆転して)成功へ導かれる
2)3室・6室・8室に
減衰する惑星が在住する場合は
(逆転して)成功へ導かれる
減衰惑星がある場合。
普通はその惑星の表すテーマやその惑星の時期に対して、低迷や困難を予想します。
例えば火星が減衰していたら。
元気がない・積極性がない、とか。
火星期には地味になる、とか。
そんな感じで予想を立てます。
ところが。
この『例外則』に当てはまる場合は、意味合いが逆転して、良い特徴や良い結果をもたらしてくれます。
火星の減衰が例外則に当てはまると。
めっちゃ元気・めっちゃ積極的、とか。
火星期には派手になる、とか。
そんな感じで逆の結果が出てきます。
マイケル・ジョーダンと例外則
こちらがマイケル・ジョーダンのホロスコープです。
![](https://hoshi-sora.com/wp-content/uploads/2020/02/マイケル・ジョーダン-300x300.png)
火星と月が減衰しています。
しかし彼はバスケの神様とまで呼ばれたスポーツ界のスーパー・スター。
なぜバスケの神様にまでなったのか、というお話は以下を参考にしてください。
![](https://hoshi-sora.com/wp-content/uploads/2020/02/sutajiamu-01-1-320x180.jpg)
![](https://hoshi-sora.com/wp-content/uploads/2020/02/adventure-02-2-1-320x180.jpg)
今回はこの『例外則』の視点から見てみます。
太陽をラグナにした場合。
火星は3室支配星。
火星は6室在住。
『例外則』の1番目・2番目の両方が成立します。
太陽をラグナにした場合。
月は6室の支配星。
『例外則』の1番目が成立します。
このように、マイケル・ジョーダンは火星・月の両方の惑星に『例外則』が成立しています。
しかも。
火星は戦いの6室在住。
月は仕事の10室に在住。
まさに戦いと仕事。
エクスチェンジで相乗効果。
この例外則の存在とその配置。
これが、ニーチャバンガでの減衰のキャンセルによる飛躍とも相まって、減衰を逆転させて神様にまで押し上げた別の要因だったわけです。
減衰の例外則。
なんかすごいね。