惑星の配置とダシャが前提
トランジットの水星。
それは現在運行中の水星のこと。
この現在運行中の水星の影響。
これは確かにあります。
逆行かどうかに関わらずね。
だけど当然、その影響には個人差があります。
その辺りはコチラをどうぞ。
んで。
その個人差って何か?
と言えば。
- 個人の惑星の配置
- 個人のダシャ
という2つになります。
と、いうワケで。
トランジット水星の影響を見る前に。
「惑星の配置」と「ダシャ(運気)」
この2つをまず必ず見ます。
トランジット水星の影響は、この2つを前提として作動します。
つまり。
個人の運勢・運気が基本にあって。
その次に、トランジット水星の影響がかかってくる。
そういう順番で、トランジット水星からの影響を読みます。
水星の状態を確認しよう
今回はトランジットの水星。
プラスその逆行の影響。
ここをテーマにしてます。
ということなので。
その影響があるかどうかを見る場合。
第1に自分のホロスコープの水星を見ます。
どんな感じで見るのか?
その辺りをホントにざっくりと。
簡単に俯瞰してみましょう。
注意
ま、ホントにざっくりなんで。
多少はブレるケースはあり得ます。
その場合。
ゴメンナサイ。
水星が良い状態
まず出生図の水星の状態を確認します。
- 水星が強い
- 水星に傷がない
この2つの場合なら。
トランジット水星が逆行しても。
それほど影響がない事が多い。
そう思っても、いいんじゃないかな。
出生図の水星が弱い場合
では、次のような場合。
- 水星が弱い
- 水星に傷がある
こうした配置がある場合。
ナヴァムシャ(D9)で水星を見てください。
ナヴァムシャでの水星の状態。
こちらが強かったり傷がない場合には。
水星は単純に弱いワケではないです。
何気に底力がある水星になります。
こうした場合には。
トランジット水星逆行の影響。
これは多少は出てきます。
でも、水星に底力がある状態なので。
まぁ多少くらいで大丈夫なんじゃないかな。
D1とD9で水星が弱い場合
それでは次のような場合。
- 出生図の水星が弱い
- 出生図の水星に傷がある
- ナヴァムシャの水星が弱い
- ナヴァムシャの水星に傷がある
こうした配置を持っている場合。
トランジット水星逆行の影響はあり得ます。
でもそうした場合でも。
D1・D9以外の分割図。
これらも見てみるといいですよ。
例えば。
兄弟姉妹運を表すD3
住居運を表すD4
子供運を表すD7
仕事運を表すD10
両親運を表すD12
こうした分割図で水星が強い場合。
あるいは分割図で水星に傷がない場合。
トランジット水星の悪影響は、何気に限定されてきます。
次回
もうひとつの個人差。
運気(ダシャ)について、見ていきます。