水星期は無理がきかない
こちらが明治憲法のホロスコープ。
1943年8月。
土星期から水星期に変わりました。
水星期に移り変わってその2年後。
日本は戦争に負け、敗戦国になりました。
あれほど耐え忍んだ、土星期。
あれほど耐え忍べた、土星期。
そこからだけ考えると。
”えっ、もう!?”
って思ってしまう早さです。
でも。
インド占星術の視点からは。
水星期に入って無理がきかなくなったんだな、って。
そういう風に理解できます。
戦争という極度のストレス。
この極度のストレスに。
水星期には耐えられなくなった。
土星期はひたすら耐えられたのに。
この敗戦に至る感じが。
水星期の特徴として、よく出ているように思います。
気持ちのギャップ感
水星期って。
土星期のように無理がきかない。
土星期のようにはできない。
やりたくても、できない。
こんな感じで。
土星期と水星期では。
気持ちの持ち方のギャップが激しい。
これ、知っておかないと、結構しんどい。
実際の敗戦後って。
日本人の多くが、敗戦に戸惑った。
それは、今までの気持ちの持ち方のまま、だったから。
敗戦をどう受け止めて、どう気持ちを切り替えていいのか。
それが分からないままだった。
それは、すごくしんどかったと思う。
子供たちは。
土星期の経験が少なかった。
だから、水星期に変わっても。
気持ちの切り替えは早かった。
「ギブミー、チョコレート」って、言えてたみたいだからね。
土星期から水星期の変化には。
気持ちの持ち方のギャップが大きい、そういう特徴もある。
この特徴、かなり大事。
ちなみに。
この場合は配置のしんどさも重なってます。
水星は12室の損失のハウスにいますからね。
配置とその関係については、コチラの記事を参考にしてください。
水星期の別の特徴はコチラを。
水星期の次の『ケートゥ期』についてはコチラをどうぞ。