月は最も大切な惑星
インド占星術では、月はとても大切な役割を果たす惑星として重要視されています。それ故に、最も多様な使われ方をしている惑星です。
月は英語では「Moon」。
ホロスコープで惑星を表記する時は「Mo」となります。
月には様々な呼び名があります。
意外に聞き覚えのあるものもあります。
ラテン語では「ルナ(Luna)」
これはどこかで聞いたことがあるんじゃないかな?
インドの言葉では「チャンドラ」。
インドでは「Ch」と表記されます。
これは、知らないか・笑
いつもそばにいてくれる
月は地球の衛星です。
月は太陽系の他の惑星と違って、地球の周りを単独で回っています。
これは他の惑星にないとても大切な特徴です。
つまり。
月はいつも地球の身近にいる、ということです。
そこをよく考えると。
月が母親や心を表すのも頷けます。
母親はいつも見守ってくれる存在。
心はいつも自分と一緒にいる存在。
なるほど。
月が人にとても影響を与える重要な惑星である事が伺えます。
ナクシャトラ
そして。
月は27日7時間43.193分で地球を一周します。
この『約27日で地球を一周する』ということから、月の27星座(ナクシャトラ)は来ています。
このナクシャトラのシステム。
これはインド占星術の最大の特徴のひとつ。
いや、ま、このナクシャトラ。
とにもかくにも秘密がいっぱい。
しかも深遠で精妙なものです。
どちらにしても。
インド占星術がずっと月に隠された要素を見続け、ナクシャトラを追い続けている事が分かります。
インド占星術ではどれだけ月を注目してきたのか、月を追いかけナクシャトラを知るほどに、その辺りも伺えます。
月の意味
月の持つ意味は、簡単には以下のようなものがあります。
心・感情・気持ち・変化しやすさ
生命力・精神性・幸福感
母親・家・土地・家庭・日常
内面的・受動性・優しさ
液体・海・満ち引き・白
夜・月曜日
『心・生命力』は月のとても重要な意味になります。
そして、月は母親を象徴とした意味が多いのも特徴となります。
その辺りは太陽とは結構真逆です。
太陽は父親・男性を表し、月とは対のような関係になっています。
太陽も月とともに重要な惑星です。
太陽に関してはコチラを参照してください。