本心のホロスコープ
ナヴァムシャは本心が出るホロスコープ。
だからその人の本質的なものがよく出てきます。
当然ながら、本質的な好みの異性、あるいは縁の強い人、などはこのナヴァムシャの7室によく現れています。
ただし。
このナヴァムシャには困った(?)特徴もあります。
それは『本人がまだ気が付いてない事も多い』という点なのです。
深い意識のホロスコープなので、まだ本人が認識していない事もままあります。だからナヴァムシャでの内容を言われても、今ひとつピンとこない事がある、という場合もあるのも特徴なんです。
意外な縁もあり得る
例えばこんな場合があります。
ナヴァムシャの7室は蟹座。
7室には2つの惑星が影響を与えています。
1つ目。
蟹座の支配星として『月』が7室に影響を与えています。
2つ目。
7室には火星が在住して『火星』が7室に影響を与えています。
7室に月が影響していることから。
優しい人が好みか優しい人と縁が深い、ということになります。
7室に火星が影響していることから。
元気な人・積極的な人が好みか、元気な人・積極的な人と縁が深い、ということになります。
こういう配置であったとしても。
例えば、月の影響には気が付いていても、火星の影響に気が付いていない場合。
実際には、元気な人と一緒にいたとしても、
“私優しい人が好きなはずのに
なんでこんな人と一緒にいるんだろ?”
みたいな感じで思ってしまったりします。
確かに間違ってはいませんよね。
月は7室の支配星ですから。
けど、それだけじゃなかった。
こうしたケースはナヴァムシャでは結構多くあります。
こんな感じで。
本人がまだ気が付いてない。
あるいはまだ認識できていない。
こうしたことがナヴァムシャでは結構あります。
潜在意識が引き寄せる縁
本人が他の自分の好み(あるいは縁のある人)に気づいてない場合でも、ナヴァムシャに出ている特徴は、時期に応じて現象には現れてきたりします。
上記の場合でしたら。
月期のすぐ後の火星期に、元気な人・積極的な人との出会いや付き合いが出てくる、とかですね。
これは本人が気が付かなくても。
時期が訪れるとそうなってきます。
『本心の自分(潜在意識)が現象を引き寄せている』とも言える状態です。
月の影響にしか気が付いていないとしたら、せっかくの火星との縁もそのままフイにしてしまったりする可能性がありますよね。
ナヴァムシャには、こうしたことが結構多い。
だとしたら。
ちょっともったいない話かも。
ナヴァムシャの7室。
ちょっと見てみてください。
もしも色々な惑星の影響があるなら。
意外な人と縁があるかもしれませんよ。