心がどこに向かっているかは月で分かる

心を表す月

「ホロスコープを見るときに最も大切な惑星は何ですか?」
「ホロスコープを見るときに1番はじめに見る惑星は何ですか?」

そう聞かれる事があります。

私だったら迷わず「月」と答えます。
なぜなら月は『心・感情・気持ち』を表す惑星だから。

って言ってもこれじゃよく分からないよね。

例えば。
こんな環境で生きているAさんがいます。

良い旦那に恵まれている。自分が嫁いだ先も優しくしてくれている。生まれた子供も良い子で、なおかつレベルの高い大学を卒業している。

どう思いました?

「いいなぁ」
「変わってもらいたい」
「幸せそうだな」

そんな風に思ったんじゃないでしょうか?

普通に考えれば『とても恵まれている』と誰もが考えると思います。

だけど。
実際にこうした境遇で生きている知人のAさんは「孤独なの」と言っています。

普通に考えたら何が孤独なのかさっぱり分からないかと思います。
でも事実として、彼女は「孤独」だと言っています。

月は教えてくれる

Aさんのホロスコープではどうなっているのか?

月は8室の『迷い・苦悩』のハウスに在住。
同時に凶星のラーフによって傷ついています。度数はかなりタイトで傷は深い。

月は『心・感情・気持ち』を表す惑星。

だからこれは『心・感情がいつも迷って苦悩している状態』を表しています。

この配置では、例え環境は良くても幸せを感じにくい。
他の人がうらやんでもこれは本人は大変だろうなぁ、とこのホロスコープの配置を見ると思ってしまいます。

月はこうしたことを教えてくれます。

迷ったときは月を見るといい

客観的な現実がどうなのかは大切な人生の要素。
だけどそれ以上に大切なのは【心はどこに向かっているのか・どう感じているのか】だったりする。

かつて1936年にイギリスの王位を捨てて恋人を選択したエドワード8世のような人もいる。彼は現実の世界では最高峰である王位という位を得ていた。だけど心はそこになく恋人に向かっていたのだろう。そして彼は心を取った。
(これは「王冠を賭けた恋」として知られています)

人生の重要な時って、現実を取るのか心を取るのかを、否応なく迫られる。

そんな時には、『心がどこに向かっているのか・どう感じているのか』、それが選択の時の一番大切なカギになる。

だけど意外なくらいに、そこに気が付いてない事が多かったりする。だからこそ、選択する時にすごく迷ってしまうんだよね。

そんな時。
月を見るといい。

月の配置は、『心がどこに向かっているのか・どう感じているのか』を教えてくれますから。

だから。
私は真っ先に月を見るのが癖になっている。