ハウス:アラカルト

ドゥシュタナは両極端になる1

最後に見るドゥシュタナ

ケーンドラを見ると。
人生の安定度が分かる。

トリコーナを見ると。
人生に豊かさや発展性があるかが分かる。

この辺りは。
ホロスコープを見ていて嬉しいもの。
希望が見えてくる感じだからね。

ウパチャヤを見ると。
困難な時に踏ん張れるかが分かる。

この辺りは。
ヒヤヒヤ&ドキドキもの。
努力が必要だけど得るものもあるハウス達だからね。

さて。
残るは『ドゥシュタナ』

ここは。
心臓バックンバックン。

普通は心臓に良くないハウス達かな。

凶星はえてして困難が起きやすい。
それと同様に困難が起きやすいハウスがあります。

それが『ドゥシュタナ』と呼ばれるハウス達です。

ドゥシュタナの特徴

『ドゥシュタナ』は6室・8室・12室の3つのハウスの総称です。

病気・中断・損失など、総じて苦しい事に属する事柄が起きやすい特徴があります。

ですが。
ドゥシュタナはそれだけでもありません。

少し細かく見ていきましょう。

6室そのものは確かに困難なハウス。
でも6室はウパチャヤでもあります。
ですから6室に凶星がある場合は、良い方向に導いてくれます。

ウパチャヤでは凶星が活躍する1凶星が活かされる配置 凶星は基本的に困難を生じさせる。 「凶星なんてなければいいのに」 そう思うけど人生に困難はつきものだった...
ウパチャヤでは凶星が活躍する2日本とウパチャヤの凶星 こちらは日本のホロスコープです。 (rectified by K.N.Rao,D.Bisaria,S...


8室と12室は確かに
何かと大変な事や致命的な事が起こりやすい特徴があります。

だけど覚えておいてもよい事。
それは、『必ず悪いことが起きる』というわけではない、という事です。

例えば8室には。
『中断・予期しない出来事』という意味があります。

8室に吉星が入ると。
予期しないお金が入る、予期しない栄転がある、予期しない出会いがある、という事も起こりえます。

これは良いことや喜びに属しますよね。

例えば12室には。
『隠されて見えないもの』という意味があります。

ここに金星が入ると。
『ベッドでの喜び』という意味が出てきます。確かにこれは、他の人には『隠されて見えないもの』です。

でもこれって、喜びになりますよね。

こうした感じで。
8室・12室は悪いばかりじゃない。
良いことも起こりえるハウスでもあります。

他にも8室と12室には、『不思議な逆転性』と『重要な役割』があります。

これについては、こちらの記事をご参考に。

ドゥシュタナは両極端になる2大逆転がありえるハウス 『ドゥシュタナ』は苦しみが多い。 けど良いことも起こりえる。 そうした特徴を少しお話しました。 ...