ハウス:アラカルト

ドゥシュタナは両極端になる2

大逆転がありえるハウス

『ドゥシュタナ』は苦しみが多い。
けど良いことも起こりえる。

そうした特徴を少しお話しました。

ドゥシュタナは両極端になる1最後に見るドゥシュタナ ケーンドラを見ると。 人生の安定度が分かる。 トリコーナを見ると。 人生に豊かさや発展性があるかが分...

そしてもうひとつ。
ドゥシュタナには良い事を起こしてくれるコンビネーションがあります。

それが『ヴィパリータ・ラージャヨーガ』と呼ばれるものです。

ヴィパリータ・ラージャヨーガ

6室・8室・12室の支配星が
6室・8室・12室のハウスの
どこかに在住している場合
ヴィパリータ・ラージャヨーガとなる

ラージャヨーガは成功を約束してくれるヨーガです。

そしてこのヴィパリータ・ラージャヨーガは『苦しみを経験した後に(逆転して)成功する』というヨーガになります。

つまり。
ドゥシュタナは苦しみが多いけど成功する場合もあるわけです。

ちょっとホッとしますよね。

6室支配星・8室支配星・12室支配星が6室・8室・12室に在住していれば、普通に考えたらめっちゃ困難極まるのではないか、と考えるかもしれません。

ですがこれは逆なんです。
大逆転してくれます。

ドゥシュタナが二重に重なると。
逆転して成功する事が約束されます。

ですからドゥシュタナの6室・8室・12室に惑星が在住していても、注意深く観察してみてください。

ヴィパリータ・ラージャが出来ているかもしれませんから。

ただやはりドゥシュタナ。
すべてが良いわけではありません。
『苦しみを経験した後』という条件が付きます。

ま、ドゥシュタナなんで。
これはしょうがないとこかな。

人生の分岐点に重要な役割を

他にも8室・12室には、とても大事な役割があります。

例えば転職とかしたい場合。
8室・12室の絡みがないと、なかなか転職が出来なかったりします。

例えば引っ越ししたい場合。
8室・12室の絡みがないと、引っ越しがままならなかったりします。

離婚も同じ。
8室・12室の絡みが欲しいトコです。
なかなか離婚が出来なかったりしますから。

8室・12室には『中断・変化』という意味があります。ですから、このハウスが絡まない場合には現状を変えにくい、という特徴もあります。

つまり、8室・12室は現状を変えたい時には、とても重要な役割を果たしてくれます。

具体的な例はこちらをご参考に。

ドゥシュタナは両極端になる3日本とドゥシュタナ こちらは日本のホロスコープ。 (rectified by K.N.Rao,D.Bisaria,S.S...