人生の一大イベントとは
「人生の大イベントと言えば?」
もし、そう聞かれたら。
どう答えますか。
「やっぱり就職じゃないかな」
「就職の前提の受験が大イベント」
「仕事なら独立の方が大イベントさ」
「結婚が大イベントでしょ」
「家を買う事の方が大イベント」
「子供に決まってるじゃない」
そんな感じで。
人それぞれの立場から、色々な答えがあると思う。
「では、人生の一大イベントと言えば?」
もし、そう聞かれたら。
どうだろうか。
『大イベント』に一文字加えて、『一大イベント』となると、答えは絞られてくるように思う。
そうなると、『結婚』が一大イベント、という答えが多くなるんじゃないのかな。
正反対のハウスは裏表の関係
ホロスコープ的には、ハウスや出来事に対する捉え方に『裏表の考え方』があって面白い。
『裏表の考え方』
これはどういう事なのか。
まず基本的に、惑星でもハウスでも正反対のハウスには必ずアスペクトする、という法則性があります。
ここには、『正反対のハウスは対になっていて、お互いに影響を与え合い、切っても切れない関係』、という発想が前提にある事を意味しています。
例えば。
4室と10室を見てみます。
4室の正反対は10室。
その逆に、10室の正反対は4室。
4室と10室。
これはお互いアスペクトしあい、影響を与え合う関係になります。
具体的に言えば。
4室はプライベート・家。
10室は公的行動・仕事。
人は家(4室)から仕事(10室)に出かける。
仕事(10室)を終われば家(4室)に帰る。
つまり、『仕事や公的な活動があってプライベートがある』という形で、『裏表の関係』になっています。
こうした感じで。
正反対のハウスっていうのは。
それぞれ別々に存在しているというよりは、裏表でセットになって存在しています。
昼があり、夜がある。
太陽があって、月がある。
そうした関係と同じ。
真逆のはずなのに、セットになっている。
正反対のハウス。
これは、対となる関係・裏表の関係になっているけど、同時にセットで成立しています。
自分を浮き彫りにする結婚
さて。
自分にとって一番重要なハウス。
これは、当然1室。
つまり第1ハウス。
なぜなら。
1室は自分自身を表すハウス。
自分にとって自分以上に大事なことは、まずそんなにないでしょ・笑
では1室と対の関係は。
1室の正反対である『7室(7ハウス)』。
7室は他人や対人関係を表します。
そして対人関係の中で、もっとも深い関係が『結婚相手』、となります。
ということは。
自分自身と裏表の関係は対人関係。
自分自身と対人関係は切っても切れない関係。
自分という人格や個性は、他人との関係によって浮き彫りになります。
自分という個性が最も浮き彫りになるのは、対人関係の最深部の『結婚相手』、という事になるわけです。
こんな感じで。
ホロスコープの裏表(セット)の構造から見た場合。
自分自身と切り離せない裏表のもの、それが『結婚相手』です。そして、結婚相手は結婚がないと成立しません。
ですから、占星術的な視点から言えば、自分の人生の一大イベントは『結婚』と言えそうです。
実際、結婚相手って、自分を浮き彫りにしませんか?
結婚相手や縁のある人については、コチラをご参考に。