7室の金星は結婚運がいい?
金星は結婚を表す惑星。
7室(7ハウス)も結婚を表すハウス。
だったら。
金星の7室ってめっちゃ結婚運いいのでは?
そう考えるよね。
確かに7室の金星の人は、結婚もしている人もいるし、どこか人付き合いが多い感じで恋愛とかも進んでいるような印象を受ける。
だから、はた目からは結婚運とかも良さげに見える。
でも実際は。
金星の7室って、本人的には微妙だったりする。
結婚していても本人的にはイマイチぴんとこない。あるいはどこかに不満がある。
そんな感じになりやすいみたい。
2つの要素が出てくる
Sさんのホロスコープです。
7室に金星が在住しています。
Sさんは2度結婚しています。
最初の結婚はパートナーの浮気が原因で離婚に至りました。現在は2度目の結婚生活を送っています。
7室の金星の配置は、確かにSさんを結婚まで運んでくれています。しかし、浮気をされてもいます。
パートナー側から見ると。
7室の金星はパートナーの特徴そのものになります。すると、パートナーが金星の要素をもともと持っていることになりますので、恋愛の要素を違う相手に求めてしまい浮気をした、という形で表れてしまいました。
7室の金星を自分側から見ると。
パートナーに対して金星的な部分を求めてより高望みをする、そんなところがあります。
Sさんもパートナーに高望みをしているようなところがあって、パートナーが疲れてさらに浮気に走りやくなってしまいました。
なんだか少し切ない流れになってしまい、浮気から離婚へと至りました。
こんな感じで。
相手が金星の要素を持つ。
自分が金星の要素を持つ。
7室の金星には、こうした2面的な特徴が出やすい傾向があります。
金星の他の部分が出てくれば、こうした問題は回避できます。例えば、音楽やおしゃれに走る、とかですね。
ですが、恋愛そのものは相手に対してついつい色々と求めてしまうもの。相手への欲求や恋愛としての意味が強くなり、二人が共に相手に対しての欲求が重なると、こうした浮気や高望みによるすれ違い、といった現象も起こりやすいようです。
とはいえ。
Sさんは2回も結婚できています。
これもまた、7室の金星の特徴でもあります。
う~ん。
なんかちょっと、微妙な感じ、じゃない?