ナクシャトラとは?
「12星座って知ってます?」
そう聞かれたらどうでしょう。
「自分の星座だけは知ってる」
「知ってるけど全部は知らない」
「特徴は知らないけど聞いたことはある」
そんな風に答えてくれると思う。
それほどに12星座は有名。
「27星座って知ってます?」
そう聞かれたらどうでしょう。
「聞いたこともない」
「なんなの、それ?」
そんな風に答えるんじゃないかな。
わたしも初めは知りませんでしたしね・笑
牡羊座から魚座まで360度あります。
これを12で分けたのが12星座。
これを27で分けたのが27星座。
この27星座の事を『ナクシャトラ』と呼びます。
月のナクシャトラが重要
ナクシャトラは27個あります。
そして、それぞれのナクシャトラにはそれぞれ名前があります。
例えば。
牡羊座の0度から13度20分まで。
ここの度数にあるナクシャトラの名前を『アシュヴィニー』と呼びます。
太陽がこのナクシャトラに入っていれば
「太陽がアシュビニーに入っている」
というふうに表現します。
金星がこのナクシャトラに入っていれば
「金星がアシュビニーに入っている」
というふうに表現します。
でも。
普通そのパターンではあまり使われていません。
27星座で最も重要なこと。
それは【月がどのナクシャトラに入っているか】
何故なら。
月がどのナクシャトラに入っているかで、その人のダシャ(時期)の始まりの惑星と運気の流れが分かる、からです。
運気の始まりの惑星
ダシャ(時期)の始まりは人によって違います。
金星期のスタートの人もいる。
木星期のスタートの人もいる。
水星期のスタートの人もいる。
一体その違いは何なの?
自分はどの惑星からスタート?
それを教えてくれるもの。
それが『ナクシャトラの支配星』です。
先ほど述べた『アシュビニー』ならば、『ケートゥ』が支配(担当)しているナクシャトラです。ですからアシュビニーに月が入っている人は、ヴィムショッタリ・ダシャはケートゥから始まります。
ヴィムショッタリ・ダシャのスタートの惑星が分かれば、あとはダシャの流れで大きく運勢の流れを見ることが出来ます。

