時期:アラカルト

時期には流れと循環がある

運勢には時期があり流れがある

大体の運命学や占いには時期をはかる技法がある。
そしてそれには基本的に『流れ』と『循環』というものがある

昼があって、夜が来る。
夜は明けて、昼が来る。

時計の針は12時から回りはじめる。
順番に巡りまた12時に戻ってゆく。

そんな感じで。
運勢をはかる時期には一つの流れがあります。

『流れ』だけどまた戻って始まる。
だから『循環』が含まれている。

インド占星術の時期=ダシャ

インド占星術ではこの時期を【ダシャ】と呼ぶ。
なんとこのダシャは100近くあるという。

普通は2個あればいいとこ。
インド、おそるべし。

だけど今では。
ほとんどのダシャは使えなくなってる。

すたれちゃってね。

だけど、今もなお脈々と受け継がれている力強いダシャもいくつかある。

その中でもひときわ有名なのが
『ヴィムショッタリ・ダシャ』

インドでも大体の鑑定家がこのダシャを基本に鑑定をする。

地域によって独特なダシャを使うこともあるみたいだけどね。

このダシャはとにかく当たる事で有名。
私も色々占術は勉強したけどこれは確かによく当たる。

こんなによく当たる時期のシステムもあるもんなんやね。

ヴィムショッタリ・ダシャの流れと循環

ヴィムショッタリ・ダシャの場合。
9個の惑星が運勢の『流れ』を作ります。
各惑星がそれぞれの担当の時期にその力を発揮する。

そして。
9個の惑星には以下の流れと循環がある。

【 ケートゥ⇒金星⇒太陽⇒月⇒火星
 ⇒ラーフ⇒木星⇒土星⇒水星
 ⇒ケートゥ⇒(以下リピート)】

人生の運勢のスタートの惑星は人によりけり。

金星がスタートの人もいる。
太陽がスタートの人もいる。
月がスタートの人もいる。

だから、金星期のスタートの人ならこんな感じ。

【 金星⇒太陽⇒月⇒火星⇒ラーフ
 ⇒木星⇒土星⇒水星⇒ケートゥ
 ⇒金星⇒(以下リピート)】

どの人であってもこの流れで運勢は循環します。

各ホロスコープには各惑星がいます。
惑星の配置は人によって違います。
その配置でテーマや意味が変わります。
各惑星に対応する時期にはその運勢が現れる。

例えば。

金星の担当の時期は結婚。
太陽の担当の時期は仕事。
月の担当の時期は家でまったり。
火星の担当の時期は活動的に。

そんな感じで運勢が動く。
そんな流れで運勢が動く。

見事なものである。