凶星が活かされる配置
凶星は基本的に困難を生じさせる。
「凶星なんてなければいいのに」
そう思うけど人生に困難はつきものだったりする。
そうした人生の困難な事柄の表示体が凶星。
だから、凶星の存在はどうしようもない。
でも嬉しいことに。
凶星が活かされる配置ってのがあります。
凶星が『ウパチャヤ』に在住する。
それが凶星が活かされる配置となります。
ウパチャヤ凶星の特徴
『ウパチャヤ』は3室・6室・10室・11室の4つのハウスの総称です。
(10室はウパチャヤに入れない、という考え方もあります)
ウパチャヤは困難が多いハウス。
だからウパチャヤの持つマイナスのエネルギーと、凶星のマイナスのエネルギーとが重なると、プラスに転換します。
【-2×ー2=4】みたいな感じで
【マイナス×マイナス=プラス】
という形で良い方向に転換してくれます。
例えば3室。
3室は勇気という意味があります。
3室に凶星が在住すると。
『勇気をもって立ち向かう』という性質が生まれます。そして『困難に立ち向かい良い方向に転換する』という事になります。
ちょっと気を付けてほしい事。
それは『凶星の意味が消えるわけではない』という事です。
『ウパチャヤに惑星が在住する』
それは『困難にはぶち当たる』という事を意味します。
そして、困難にはぶち当たるけど、『その困難に立ち向かうことが出来る』という事も意味しています。その後に、『その困難を乗り越えて良い方向に向かう』、という流れで良い方向に転換しくことになります。
こんな感じで。
ウパチャヤの凶星は、吉星みたいにスムーズな運勢ではありませんが、困難に立ち向かって克服できる強さを持つことになります。
ウパチャヤの凶星がない場合。
大事な時に踏ん張りがききにくいんですよ。
人生で踏ん張る必要がある時。
結構そういう時ってありますよね。
ウパチャヤに凶星があると、そんな時めっちゃ役に立ってくれます。
重要な役割を果たしてくれる配置です。