ハウス:アラカルト

ケーンドラの吉星は人生を安定させる

ケーンドラは人生の主要テーマ

ホロスコープを見る時。
真っ先に見るのは1室になります。

それは1室が自分自身(その人自身)を示すからです。

1室を見ると、そのホロスコープの持ち主の健康面やキャラクター、これらをざっくり把握できます。

その後はどこを見ていくのか?

王道としては『ケーンドラ』かな。
(人によって違うけどね)

『ケーンドラ』は『1室・4室・7室・10室』の4つハウスの総称です。

ケーンドラの要点

1室:自分自身の健康・人格の状態
4室:家・安心感などの生活での状態
7室:人間関係・結婚など社会的環境
10室:仕事・行為などの行動パターン

『ケーンドラ』は見ての通り、人生における主要なテーマと言えるものばかりです。

ケーンドラの吉星はいいね

健康・家・人間関係・仕事。
ケーンドラが示すこの4つのテーマ。

これが円満なら、人生は基本的に安定していて過ごしやすいものになる、と言えるんじゃないかな。

ということは。
ケーンドラに吉星が在住しているなら?

そう。
それはとても喜ばしい配置になります。
基本的に安定した人生を送れます。

人ではないのですが、今回は日本のホロスコープをざっくり見てみましょうか。

日本の安定性はケーンドラに

こちらが日本のホロスコープです。


(rectified by K.N.Rao,D.Bisaria,S.Shimizu)

ケーンドラの惑星を見ますと。
4室の水星と金星。
7室の月。
10室の土星。

吉星が3つ在住。
凶星が1つ在住。

基本的に吉星が多いですよね。
日本が色々あっても、何故だか安定している。そんな状態がよく出ています。

んじゃ、10室の凶星の土星。
これはどういう意味?

土星は真面目さ・労働・忍耐を表します。
昔で言えば土星には奴隷という意味もあります。

10室は仕事や行為を表します。

仕事に対して真面目。
そういう意味が出ます。

すごく日本的な気がする・笑

他には。
肉体労働的な仕事、ひたすら耐えて仕事をする、といった意味にもなります。これがひどくなると『仕事の奴隷』、なんてことになってしまう。

これじゃ『社畜』やん。
う~ん、めっちゃ意味深。

とは言っても。
やっぱり吉星が3つ在住。
だから、全体としては安定しているんだよね。