ハウス:アラカルト

繊細なバランスの中立ハウス(2)/2室・8室・12室

Fatal(フェイタル)とは?

2室・8室・12室。
これらは中立のハウスと言われている。

別の表現では。
2室・8室・12室はFatalハウス。
そうも表現されている。

さて。
fatalとは一体なんぞや??

fatalを英和辞典で調べてみる。

fatalは「命にかかわる」という意味。
また「運命を決する、重大な」といった意味合いもあります。

英和辞典からは、なんだか、ちょっと怖い印象やね。

2室はマーラカ(死)も示す。
8室は寿命を示すハウス。
12室は入院・損失を示すハウス。

ま、確かに。
そういう意味があるからね。

分からんでもない。

でもなぁ。
私が日常的にホロスコープを見て感じている事と、なぁんかちょっと違うんだよね。

んで。
英英辞典でも調べてみると。
それ以外の意味も出てきた。

「人が何かを為している物事を、中断させたり、失敗させたりする」

うん。
なるほど、コレ、分かる。
こっちのニュアンスだと思う。

こちらの方が、私が日常的に感じてるニュアンスだ。

ま、そりゃそうだ。
2室・8室・12室に関する時期なんて、いっぱいある。

例えばそれは、アンタルダシャを考えたら分かる。

アンタルダシャの2室・8室・12室の支配星の時期なんて、30年ほど生きてたら、少なくとも5・6回くらいは経験しているはずだ。

毎回毎回そのアンタルダシャで
「重大な、運命を決する、命にかかわる」
そんな事が起きてたら、命がいくつあっても足りやしない。

そんなんじゃ、みんな早死になっちゃう。

ナイ、ナイ。

中立でフェイタルのニュアンス

このfatalの意味合い。

『人が何かを為している物事を、
 中断させたり、失敗させたりする』

この意味合いも考慮に入れると。

中立のハウス。
だけど、運命を決するハウス。

ここら辺のニュアンスが、なんとなく分かる気がする。

特に8室・12室はそうかな。
8室や12室って、良い部分と苦しくなる部分が、ホント紙一重で変わりかねないハウスだからね。

例えば8室。
8室には「探究・研究・深掘り」って意味がある。

8室に水星が入ると。
水星の意味する占星術の研究が進んだりする。

でも。
8室にホンのちょっとでも傷があると。

なぜだか、『中断したり、研究がうまくいかなかったり、時には失敗したり』、なんてことが起きやすくなる。

そこで済めばいいんだけど。
8室の示す「苦悩」に入り込みやすい。

そうすると水星の示す「神経」が。
8室の示す「苦悩」と重なり。
不安神経症にもなりかねない。

他のハウスが傷ついたとしても。
そこまではならない。

でも8室・12室って。
「あれよあれよという間に」、って感じで転落しかねない怖さがある。

転落し始めると、ちょっと、ヤバい感じ。

そうしたニュアンスが8室にはある。

紙一重のバランス

こんな感じで。
2室・8室・12室ってのは。
ちょっと綱渡り的な感じ。

悪いわけではない。
いい意味もしっかりある。

だけど、踏み外すと、けっこうヤバい。

ヤバいけど。
中断・失敗くらいなら。
まだなんとか大丈夫かも。

そんな風に思っていると、ちょっと怖い。

そのヤバさは綱渡り的だから。
ホントにぎりぎりのバランスな感じ。

気が付かないとホントに紙一重で、

『重大な』→『運命を決する』→『命にかかわる』

って事も出てくる感じなんだよね。

それが。
2室・8室・12室の持つニュアンス。

『中立&フェイタル』って感じ。

2室・8室・12室。
これはほんの些細な事でバランスを崩す。

本当にバランスが崩れやすい。

それは他のハウスの比ではない。
ほんとに繊細なバランスで成り立ってる。

そのバランスを崩して。
早く気が付かないと、かな~~りヤバい。

そんな感じが。
『中立&フェイタル』
っていうニュアンス。

うまく伝わると、嬉しいなぁ。