ナクシャトラと9惑星
ナクシャトラと呼ばれる月の27星座。
これにはそれぞれ名前が付けられています。
そして、この27ナクシャトラを支配している惑星がそれぞれあります。
ですが。
27の惑星があってそれぞれ支配星となっている、というわけではありません。
インド占星術で使う惑星は9個。
この9個の惑星がナクシャトラの支配星となります。
「ん?」
「それって、どういうこと?」
そう思いますよね。
数が合いませんから。
簡単に言えば、ひとつの惑星が3つのナクシャトラを担当、という事になります。
金星は3つのナクシャトラを担当。
太陽は3つのナクシャトラを担当。
木星は3つのナクシャトラを担当。
そんな感じで。
ひとつの惑星が3つのナクシャトラを担当し、それが9個の惑星分ある、ということです。
【9惑星×3ナクシャトラ=27星座】という事ですね。
ナクシャトラの特徴
そしてナクシャトラを支配する惑星。
これはナクシャトラの特徴となります。
例えば22番目のシュラバナ。
これは月が支配しています。
ですからシュラバナには月の要素が入っています。
シュラバナの人には、月の持つ意味の中でも『気遣い・優しさ・大衆性』という特徴がよく出てきます。
シュラバナで有名な人で言えば、タモリさん。
とても気遣いが上手で優しい人として業界の中でも知れ渡っています。タモリさんの看板番組の「いいとも」はみんなに親しまれた良い意味で大衆性の溢れる番組でしたしね。
月の特徴がよく出ています。
各惑星が支配するナクシャトラ
それぞれの惑星が支配しているナクシャトラは以下のようになります。
1番目:アシュビニー
10番目:マガー
19番目:ムーラ
2番目:バラニー
11番目:プールヴァ・パールグニ
20番目:プールヴァ・アシャーダー
3番目:クリッティカー
12番目:ウッタラ・パールグニ
21番目:ウッタラ・アシャーダー
4番目:ローヒニー
13番目:ハスタ
22番目:シュラバナ
5番目:ムリガシラ
14番目:チトラ
23番目:ダニシュタ
6番目:アールドラ
15番目:スヴァーティ
24番目:シャタビシャ
7番目:プナルヴァス
16番目:ヴィシャーカー
25番目:プールヴァ・バードラパダ
8番目:プシュヤ
17番目:アヌラーダ
26番目:ウッタラ・バードラパダ
9番目:アーシュレーシャ
18番目:ジェーシュター
27番目:レヴァティ