質問メール
月の減衰に関して質問メールをいただきました。
ブログの記事の感想です。
「月の減衰は生命力が弱いのか?」の記事ですが、キャンセルされていない月の減衰にはどういう意味があり、どういうことに注意すればいいのか、知りたくなりました。
(これから記事にするつもりだったのかもしれませんが。。)
メールありがとうございます。
早速記事にさせていただきますね。
月が蠍座に在住する時。
月は減衰します。
![](https://hoshi-sora.com/wp-content/uploads/2020/05/%E6%9C%88%E3%80%80%E6%B8%9B%E8%A1%B0-300x300.png)
そして、月の減衰のキャンセルのポイントは火星と金星です。
![](https://hoshi-sora.com/wp-content/uploads/2020/05/relax-001-2-320x180.jpg)
![](https://hoshi-sora.com/wp-content/uploads/2020/05/relax-001-1-2-320x180.jpg)
キャンセルされていない月の減衰の意味と注意点
基本的には月の減衰は、月の示すテーマの何かがダメージを受ける、とされています。
では。
実際にどんな感じになるのか?
単純な例としては。
心が動揺しやすい。
感情的になりやすい。
落ち込みやすい。
そういった状態になりやすかったりします。
もちろん。
人によってアセンダントが違います。
月はどのハウスを支配するのか。
月はどのハウスに在住するのか。
それによっても、月の減衰の意味も変わってきます。
母親に出ているケース
![](https://hoshi-sora.com/wp-content/uploads/2020/05/月 減衰 牡羊座ラグナ-300x300.png)
例えばこちらの配置の方。
月は4室の支配星です。
月は8室に在住しています。
4室は母親。
8室は慢性病も示します。
こうした配置から。
お母さんが慢性病を抱えています。
つまりお母さんに影響が出ています。
ですからこの場合は。
お母さんがあまり無茶をしないように、気を配ってあげる。
そうした事に注意してあげるといいですね。
本人の心に出ているケース
![](https://hoshi-sora.com/wp-content/uploads/2020/05/月 減衰 射手座ラグナ-300x300.png)
例えばこちらの方。
月は8室の支配星。
月は12室に在住。
8室は悩み・苦悩。
12室は潜在意識。
潜在意識にまつわる苦悩の暗示です。
月の減衰はご本人の精神的な病、という形で影響が出ているようです。
こうした場合の注意点。
これはやはり精神的な病がテーマですので、本質的には複雑ですが、シンプルに示しておきます。
周りの注意点としては。
月の示す精神的な部分に対して周りが気を配ってあげる。
ご本人の注意点としては。
月の示す生命力(元気さ)を使い過ぎると、反動で凹む時が半端なくへこむので、パワー使い過ぎないように気を付ける事、になります。
(精神的な問題は複雑ですので、他の注意点は略しておきます)
ケース・バイ・ケース
上記の例で分かっていただけると思いますが。
人によって意味は違ってきます。
当然それによって注意点も変わってきます。
また同時に。
上記のような配置を持っていても。
全く同じ意味が出るとは限りません。
他の惑星の配置で月減衰の意味も注意点も変わってきますから。
そこら辺は全体の配置によります。
ホントに微妙で繊細なものです。