2.月

月の減衰って実際にはどう?

質問メール

月の減衰に関して質問メールをいただきました。

ブログの記事の感想です。

「月の減衰は生命力が弱いのか?」の記事ですが、キャンセルされていない月の減衰にはどういう意味があり、どういうことに注意すればいいのか、知りたくなりました。

(これから記事にするつもりだったのかもしれませんが。。)

メールありがとうございます。
早速記事にさせていただきますね。

月が蠍座に在住する時。
月は減衰します。

そして、月の減衰のキャンセルのポイントは火星と金星です。

月の減衰キャンセルは8パターン・1金星と火星がポイント 月は蠍座にいる時に減衰します。 月の減衰のキャンセルを見る場合。 2つの惑星に注目して下さい。 ...
月の減衰キャンセルは8パターン・2火星による月減衰のキャンセル 火星によって月の減衰がキャンセルされるパターンは5つあります。 どんなパターンがあるのか。...

 

キャンセルされていない月の減衰の意味と注意点

基本的には月の減衰は、月の示すテーマの何かがダメージを受ける、とされています。

では。
実際にどんな感じになるのか?

単純な例としては。

心が動揺しやすい。
感情的になりやすい。
落ち込みやすい。

そういった状態になりやすかったりします。

もちろん。
人によってアセンダントが違います。

月はどのハウスを支配するのか。
月はどのハウスに在住するのか。

それによっても、月の減衰の意味も変わってきます。

母親に出ているケース

例えばこちらの配置の方。

月は4室の支配星です。
月は8室に在住しています。

4室は母親。
8室は慢性病も示します。

こうした配置から。
お母さんが慢性病を抱えています。

つまりお母さんに影響が出ています。

ですからこの場合は。
お母さんがあまり無茶をしないように、気を配ってあげる。

そうした事に注意してあげるといいですね。

本人の心に出ているケース

例えばこちらの方。

月は8室の支配星。
月は12室に在住。

8室は悩み・苦悩。
12室は潜在意識。

潜在意識にまつわる苦悩の暗示です。

月の減衰はご本人の精神的な病、という形で影響が出ているようです。

こうした場合の注意点。
これはやはり精神的な病がテーマですので、本質的には複雑ですが、シンプルに示しておきます。

周りの注意点としては。
月の示す精神的な部分に対して周りが気を配ってあげる。

ご本人の注意点としては。

月の示す生命力(元気さ)を使い過ぎると、反動で凹む時が半端なくへこむので、パワー使い過ぎないように気を付ける事、になります。

(精神的な問題は複雑ですので、他の注意点は略しておきます)

ケース・バイ・ケース

上記の例で分かっていただけると思いますが。

人によって意味は違ってきます。
当然それによって注意点も変わってきます。

また同時に。

上記のような配置を持っていても。
全く同じ意味が出るとは限りません。
他の惑星の配置で月減衰の意味も注意点も変わってきますから。

そこら辺は全体の配置によります。

ホントに微妙で繊細なものです。