惑星の傷はヘンに頑張らせる
惑星に凶星の影響がある場合。
ヘンに『頑張ってしまう』という傾向が出てきます。
頑張ってしまう事。
それ自体は本質的には悪い事じゃない。
実際に頑張ったら何とかカヴァーできてしまう事って、配置次第ではあったりしますから。
ただそういうケースって。
だいたい水星・月以外の惑星が傷ついてる場合、だったりします。
つまり。
月と水星の傷は取り扱い注意なんです。
特に水星は繊細な惑星。
水星はすっごいストレスに弱い。
そこに加えて無理がききにくい性質がある。
長い期間の緊張に耐えられない。
長い期間の無理があまりきかない。
水星にはそういう特徴があります。
だからこそ。
水星に傷がある場合は注意が必要なんです。
水星に無理がきかない理由
水星は『神経』を司ります。
凶星の影響で無理をしようと頑張ると、基本的に頑張るのは『神経』ということになります。
神経は無理をして働かせるとどうなると思います?
答え。
神経が活発化しすぎると『神経過敏』になり、神経が摩耗すると『神経衰弱』の状態になります。
どちらの状態になっても、交感神経と副交感神経のバランスが崩れて、自律神経失調気味になります。
自律神経が失調気味になると、睡眠に障害をきたし始めます。それに伴い、思考力も体力も低下して全体的に無理がきかなくなってきます。
場合によっては精神面での問題も出てくる場合も多いです。現代は特に精神面での問題が多く出てしまっています。
水星に傷があり頑張ってしまうと。
こんな感じで無理がきかずに悪化する場合がとても多いんです。
妙に頑張ろうとする発想も
それから。
水星に傷がある人。
妙に頑張ろうと思ってしまいません?
その発想自体が水星の傾向なんですよ。
水星は『思考』も司ります。
だから水星に傷があると頑張ろうとしてしまう思考が出てきます。
水星が元気な場合はもうすっごい論理的に考えます。冷徹なくらいに。だから無理をすることに意味を見出しません。逆に無理をしない思考が出てきますし、当然無理をしない傾向が出ます。
神経は頑張りがきかない器官。
本当に頑張りたいならしっかり神経を休ませてあげましょうね。