1室は2つある
1室(1ハウス)は自分自身を表します。
そして1室は言ってみたら2つ存在しています。
「1室が2つ?」
「どういうこと??」
それはこういうことなんです。
1室が獅子座の人を例題にして。
具体的に見てみましょう。
1つ目。
これはハウスとしての1室。
これは星座が担当しています。
上記の例でいえば。
1室は『獅子座』となります。
獅子座が1つ目の自分自身を表すことになります。
そして2つ目。
これは支配星としての1室。
これは惑星が担当しています。
例えば1室が獅子座ならば。
1室の支配星は『太陽』となります。
太陽が2つ目の自分自身を表すことになります。
(1室の支配星はラグナロードとも呼びます。上記の場合は、ラグナロード=太陽、となります)
つまり。
獅子座が1室の人にとっては。
『獅子座』『太陽』の両方が、1室といえるわけです。
ハウスと支配星:家と主人
『獅子座』が示す1室。
こちらは『ハウス』そのものです。
これは固定されています。
ですから、確かに『家』と似ています。
そして。
『太陽』が示す1室。
こちらは『惑星』が担当する1室。
惑星は生年月日によって位置が違います。
ですから、人によって配置が全く違います。
つまり、これは固定されていません。
先ほどの例では。
1室支配星の太陽は1室にいます。
でも。
1室支配星の配置は人によって違います。
『家の持ち主(主人)』と似ています。
お出かけ先ってのは、その人のキャラクターによるわけです。
その意味からも、1室の支配星の位置は1室と同じくめっちゃ重要になります。
1室の支配星が示すもの
実際に2つ例をあげて見てみましょう。
1室の支配星が10室にある人
例えばこの場合も1室が獅子座。
ですが。
この人の1室の支配星『太陽』は10室にいます。
この人にとって。
お出かけする場所は10室というキャラクターなのです。
ということは。
10室の示す『仕事』がこの人の人生には超重要なもの、となります。
1室の支配星が7室の人
次の方はどうでしょうか?
この場合も1室は獅子座です。
この人の場合は。
1室の支配星『太陽』は7室にいます。
するとこの人とっては。
7室の示す『人間関係』が人生には超重要なもの、ということになります。
こんな感じで。
1室の支配星がいるハウスは、その人にとって超重要なテーマとなります。
※各星座の支配星については、コチラを参照して下さい。
1室と開運についてはコチラをどうぞ。