分割図の1室も大切
ホロスコープを見る時に1室(1ハウス)は最も大切なハウスです。
それは『自分自身の健康・活力・性格・精神性』といった、自分の人生を生きる上でのすべての基本であり最も中心にある重要なファクター、を示しているからです。
「じゃあ1室が傷ついてたらアウト?」
って、そう思っちゃう人がいても無理もない話。
でもでも。
そう決めてしまうにはまだ早い。
インド占星術には、ナヴァムシャをはじめとして他の分割図たちがあります。
ナヴァムシャで1室が良い場合。
他の分割図で1室が良い場合。
そうした場合には、随分と違った現象が現れてきます。
ですから、単純にD1(ラーシ・チャクラ)の1室が良くないからといって、あきらめなくても大丈夫。
健康と性格はどう変化する?
D1の1室が傷ついている。
けど、ナヴァムシャや他の分割図で1室が傷ついていない。
そんな場合、健康と性格のテーマでは実際はどんな感じになるのか。
例えば健康面で言えば。
問題となるほどまでに発展しない人もいたりします。そこそこ怪我はするけど割とすぐに治ってしまう、という感じだったりですね。
健康面で問題が出る場合でも。
最初の頃は健康面があまり良くなかった人が、徐々に体調が良くなってくる、というケースもあります。
性格面ではどうでしょうか。
こちらは、特にナヴァムシャの1室が良かったりすると、かなり違ったものになります。
例えば。
一見ちょっと性格が熱くてキツイ。
けど、付き合ってみるとすごく優しい。
そういう人もいます。
普段はすごくクールで冷たい。
けど、深く付き合うと情が深くて涙もろい。
そんな人もいます。
そうそう。
ツンデレとかもその手の典型例。
D1の1室の傷が深い。
けどナヴァムシャの1室には傷がないから、ツンデレになるという感じですね・笑
こういった感じで。
ナヴァムシャや他の分割図の1室に傷がついてないと、複合的な形で現れたりします。