11室 獲得・達成・収入

仕事での収入を見るなら10室と11室を・2

転職で収入アップ

10室と11室の絡み。
ここから、仕事と収入の関係を見てみましょう。

こちらはMさんのホロスコープ。

牡牛座ラグナ 11室土星

土星は仕事を示す10室の支配星。
この土星が収入を示す11室に在住。

10室の仕事と、11室の収入が絡んでいます。

初めはわりと大きな企業に普通に就職。
そのうちに、グッズ関連の小さな会社の友人に誘われて、その会社への転職を決意。

両親はかなり反対したみたい。

「なんでわざわざ小さい会社に?」
「お前は地味な子だから、大きな会社の方が合っている」

ってのが、両親の言い分だった、そうです。

土星が1室にアスペクトしてます。
地味な感じは伝わってきます。

Mさんは親の反対を押し切って、転職に踏み切りました。

その結果。
なんとMさん、その会社で営業成績トップにまで上り詰めたそうです。

収入も当然めっちゃアップ。

こんな感じで。
10室と11室の絡みがあると。

仕事での収入をもたらしてくれます。

成功を後押しした9室

Mさんの転職の成功と収入アップ。
これにはもうひとつの良い絡みがあります。

それは10室と9室との絡みです。

10室の支配星は土星。
この土星は9室の支配星でもあります。

10室は仕事を表します。
9室は幸運を表します。

この土星は、この両面を兼ね備えます。

つまり。
牡牛座アセンダントの場合。
土星は仕事での幸運を秘めた惑星、と言えるわけです。

土星が1室にアスペクト。
これは確かに地味なキャラクターに見えます。

親はこの「地味だからやっていけないだろう」と思って、心配して転職に反対していたんでしょうね。

でも実は。

牡牛座アセンダントの場合。
土星は10室と9室の支配星。

土星はもともと、仕事での幸運を秘めた惑星、です。

この土星が11室に在住。
収入も約束してくれています。

こうした背景が後押しして。
キャラクターは一見地味であっても。

こと仕事に関しては、成功を約束してくれている配置、となっています。

この10室と9室の絡みも。
10室と11室の絡みに加わったことで。

転職とともに、Mさんの収入アップを強く後押ししてくれた、というわけですね。

少し趣向は違いますけど。
2室も収入を表すハウス。

2室での仕事の収入については、コチラをどうぞ。

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