転職で収入アップ
10室と11室の絡み。
ここから、仕事と収入の関係を見てみましょう。
こちらはMさんのホロスコープ。
![牡牛座ラグナ 11室土星](https://hoshi-sora.com/wp-content/uploads/2020/09/牡牛座ラグナ 11室土星-300x300.png)
土星は仕事を示す10室の支配星。
この土星が収入を示す11室に在住。
10室の仕事と、11室の収入が絡んでいます。
初めはわりと大きな企業に普通に就職。
そのうちに、グッズ関連の小さな会社の友人に誘われて、その会社への転職を決意。
両親はかなり反対したみたい。
「なんでわざわざ小さい会社に?」
「お前は地味な子だから、大きな会社の方が合っている」
ってのが、両親の言い分だった、そうです。
土星が1室にアスペクトしてます。
地味な感じは伝わってきます。
Mさんは親の反対を押し切って、転職に踏み切りました。
その結果。
なんとMさん、その会社で営業成績トップにまで上り詰めたそうです。
収入も当然めっちゃアップ。
こんな感じで。
10室と11室の絡みがあると。
仕事での収入をもたらしてくれます。
成功を後押しした9室
Mさんの転職の成功と収入アップ。
これにはもうひとつの良い絡みがあります。
それは10室と9室との絡みです。
10室の支配星は土星。
この土星は9室の支配星でもあります。
10室は仕事を表します。
9室は幸運を表します。
この土星は、この両面を兼ね備えます。
つまり。
牡牛座アセンダントの場合。
土星は仕事での幸運を秘めた惑星、と言えるわけです。
土星が1室にアスペクト。
これは確かに地味なキャラクターに見えます。
親はこの「地味だからやっていけないだろう」と思って、心配して転職に反対していたんでしょうね。
でも実は。
牡牛座アセンダントの場合。
土星は10室と9室の支配星。
土星はもともと、仕事での幸運を秘めた惑星、です。
この土星が11室に在住。
収入も約束してくれています。
こうした背景が後押しして。
キャラクターは一見地味であっても。
こと仕事に関しては、成功を約束してくれている配置、となっています。
この10室と9室の絡みも。
10室と11室の絡みに加わったことで。
転職とともに、Mさんの収入アップを強く後押ししてくれた、というわけですね。
少し趣向は違いますけど。
2室も収入を表すハウス。
2室での仕事の収入については、コチラをどうぞ。
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