仕事だけとは限らない
10室(10ハウス)の意味の中で。
仕事以外で多いものに『Fame(フェイム)』がある。
fameは「名声・評判」という意味。
これが形容詞になると。
『famous(フェイマス)』
これならなじみがある。
「有名な」という意味。
こっちの方がポピュラーで、分かりやすい。
つまり10室では。
『その人が何で有名か』
『その人がどんな評価を得るか』
『その人がどんな風に思われているか』
という事が分かる。
そういうハウスでもある、ということ。
場合によっては。
これ、必ずしも直接に仕事と関係がなかったり、もするんだよね。
10室と評判の関係
マリリン・モンロー
こちらはマリリン・モンローの10室の配置です。
10室には金星が在住。
金星は「美しさ・女性性」という意味。
ウィキペディアには以下のように書かれています。
”アメリカ合衆国の女優、モデルである。「金髪美女」役を演じたことで有名な彼女は、1950年代で最も人気のあるセックスシンボルの1人であり、セクシャリティに対する時代の態度を象徴していた”
出典:ウィキペディア
なるほど。
金星の示す「美しさ・女性性」として有名なのが分かります。
実際にマリリン・モンローは女優でもあるから、仕事とも絡んでいます。
とても分かりやすい例です。
K.N.ラオ
こちらはインド占星術家として、世界的に有名なラオ先生の10室の配置です。
10室には木星が在住。
木星は「占星術」を表します。
この木星は高揚して大変強い状態です。
なるほど。
占星術の大家として有名なのが分かります。
でも。
ラオ先生の仕事って。
実は占星術じゃないんですよ。
ラオ先生の仕事は、国家公務員みたいなもの、だったそうです。
ラオ先生はインド占星術でめっちゃ有名。
だから、知ったときはすごく意外だった。
けど。
10室は『名声・評判』でもある。
『何で有名か』『どんな風に思われているか」を示す、ってことを考えると、納得できます。
ラオ先生って、占星術家って思われてるし、占星術家で有名だからねぇ。