西洋と星座の使い方が違う
西洋占星術は星座の特徴を、読み解く時にすごくよく使う。
「アセンダントが牡羊座です。
ですから○○という性格です」
「太陽が天秤座です。
ですから○○という性格です」
みたいな感じでよく使う。
でもインド占星術って。
あまり星座そのものの話をしない。
「アセンダントは牡羊座です」
「太陽は天秤座で減衰しています」
「天秤座は7室になります」
「ですから○○という特徴が出ます」
インド占星術だと、星座はそんな感じで使われる。
インド占星術での星座って
どういう事なのか、と言うと。
星座は惑星の強さを見る。
その時にどの星座なのかを見る。
でもその星座の特徴は見ない。
という使われ方をする。
実際にインド占星術の本を読んでいても。
星座の特徴が使われている記述を見かけない。
これ、インド占星術の英語の本でもそうみたい。
(インド人じゃない著書は分からないけど)
星座の特徴を使われているのを見ない。
だから、インド占星術では星座の特徴は使わない。
そんな感じになっている。
アセンダントには特徴アリ
でも実際に色んなホロスコープを見ると。
『星座の特徴』というのではなく。
『各アセンダントの特徴・癖』はあるみたい。
一般的な星座の意味合いとは、ちょっと違うニュアンスなんだけどね。
例えば。
乙女座アセンダントの場合。
水星は1室支配星でもあり。
水星は10室支配星でもある。
つまり。
水星は2つの星座を支配している。
でね。
1室は『自我・性格』を示す。
10室は『仕事・行動』を示す。
だから乙女座アセンダント人って。
水星が2つのハウスを支配しているから。
時と場合によって、自我と仕事が連動しやすい。
仕事中心の性格だったり。
仕事してないと落ち着かなかったり。
行動していないと落ち着かなかったり。
そんな感じで連動しやすいみたい。
だからだと思うんだけど。
仕事頑張る人が多かったりする。
ま、配置によっては違ったり。
違ったニュアンスが出てきたり。
そういう事はあるけどね。
でも、こんな感じで。
星座の特徴そのものではなくて。
『各アセンダントの特徴・癖』はあるみたい。