お問い合わせとシェア
先日、ナヴァムシャでも仕事が綺麗に出ることもある、って話を書きました。
それに対して。
お問い合わせがありました。
「11室との絡みはどんな感じですか?」って。
うんうん。
なるほど。
金星は11室の収入と絡んでるんじゃない?、って事だね。
めっちゃ良い視点!
これ、すごく面白いと思ったので、ブログで答えてみんなとシェアさせていただきますね。
ちなみに。
11室と仕事の絡みについては。
以下の記事を読んでくれてたみたい。
それでは、見ていきましょう。
出生図での金星と11室
デザイン関係を仕事にするS氏。
出生図(D1ホロスコープ)は、金星と仕事と関連する10室・6室・2室は、全く絡みません。
つまり出生図では。
デザイン関係の仕事とは、パッと見では読み取れません。
では。
収入を示す11室。
これが金星と絡んでいるのか。
答え。
残念ながら、金星は11室・11室支配星とも絡んでいません。
そうなんだよね。
だから、本当にデザイン関係の仕事とは読みがたい出生ホロスコープ、なんだよね。
ナヴァムシャでの金星と11室
では。
ナヴァムシャではどうなのか?
金星はデザイン関係を示す。
金星は仕事を示す10室に在住。
ここから。
ナヴァムシャではデザイン関係の仕事が読み取れます。
ここまでを前回ではお話しました。
さて今回は。
11室との関連を見ましょう。
(前回に掲載したホロスコープに、火星が描き加わっています)
火星は11室支配星。
火星は10室にアスペクト。
火星は金星にアスペクト。
ここから。
10室と11室の絡み。
金星と11室の絡み。
これが両方とも読み取れます。
つまり。
ナヴァムシャでは、金星・10室と、収入の11室がきっちり絡んでいます。
デザイン関係の仕事が、収入が約束された状態で成立していることで、さらに後押ししてくれている事が読み取れます。
実に興味深いよね。
出生図では読み取れない。
でもナヴァムシャではクッキリ読み取れる。
そして実際には。
仕事として成立しているんだよね。
ナヴァムシャって、めっちゃ重要だわ。
ここら辺がね。
インド占星術ならではなんやろな、って思う。