徒然に

日本人はヴァルシャファラが馴染むかも

運気を見るには

今はどんな運気なのか?
そして未来の運気はどうなるのか?

ここらはみんな知りたいところ。

そういった運気。
これを見る方法。
これにはいくつもある。

インド占星術で最もポピュラーなもの。
と言えば、やっぱりダシャ・システムになるかな。

んで、このダシャ・システム。
古典の記述からは全部で100個くらいある。

その中で最も使われている有名なもの。

それがヴィムショッタリ・ダシャ
これはダシャの王様といったところ。

他にポピュラーなダシャと言えば。

ヨーギニー・ダシャ。
チャラ・ダシャ。

なんてのもあり、これもよく使われてます。

どのダシャを使うにしても。
なんやかんやで運気を見る時には。
こうしたダシャ・システムがよく使われる。

時期の区切りが分かりにくい

運気を見るとき。
確かに基本としてダシャを使う。

けど、このダシャ・システム。
運気の区切りがすごく分かりにくい。

例えば1月生まれのRさん。

Rさんのマハー・ダシャ。
この運気の区切れを3つのダシャで見ると。

チャラ・ダシャでは。
1月が運気の区切れになる。

ヴィムショッタリ・ダシャでは。
5月が運気の区切れになる。

ヨーギニー・ダシャでは。
10月が運気の区切れになる。

こんな感じでね。
運気の区切れがそれぞれバラバラ。

他のダシャもちょっと見てみると。
9月が運気の区切れのもの。
7月が運気の区切れのもの。
なんてものもある。

こんな感じでマハー・ダシャですら。
運気の区切れがダシャによって違う。
しかも、年の区切りも実はバラバラ。

そんな特徴があってね。
いくつもダシャを重ねて検討すると。

ま、かなり、ヤヤコシイ。

ヴァルシャファラは1年区切り

そんな中にあって。
意外に面白いのはヴァルシャファラ

このヴァルシャファラ。
西洋で言う『ソーラーリターン』のこと。

一年ごとの運気を見る時に使います。

このヴァルシャファラ。
誕生日を運気の区切りとします。
そして1年ごとに運気を見ます。

誕生日から誕生日までの1年間。
これが毎年違うホロスコープが出来上がる。

だから。
すごく分かりやすい。

そういう特徴があります。

日本人には馴染みやすい

日本って運気に対して。
1年ごとの発想が何気に強い。

ま、これは中国系の占術の影響が大きい気がする。

例えば、初詣。
新年をもって新しい年とする。
そういう発想が根底にある。

これは「子丑寅卯・・」という十二支の発想。
んで、これがそもそも中国の暦の発想。

(※中国の暦は占術と深く連動します)

例えば中国で最も有名な占術。
これは四柱推命なんだけど。
この四柱推命って1年ごとに運気を見る。

(※10年ごとの区切りもあります)

だからなんだろうね。
「今年の運気は」なんて言葉をよく聞く。

日本ではそうした見方に慣れてる。
つまり1年ごとの発想に慣れてる。

だから日本では運気は1年ごとの感覚が強い。

ヴァルシャファラは1年運気システム。

だから日本人的には。
慣れてる感覚っていう視点からは。
このヴァルシャファラはいいのかも。

私もヴァルシャファラ、何気によく見てるしね・笑

参考に

ヴァルシャファラについて。
細かくはコチラをどうぞ。

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