人間関係と人格とのリンク
1室は人格・運勢を表すとても重要なハウス。
7室に惑星がいる人にとっては
その惑星が1室に強く影響してくる。
すると必然的に。
7室の人間関係が人格に強くリンクしながら、
人格にも運勢にも大きく影響してくる。
だから。
7室の惑星は人格を見る上でも
人の運勢を読み取る上でも
とても重要なものになる。
そんな話を前回にしました。
詳しくはコチラをご覧ください。
今回は簡単に実例を挙げながら、
どんな感じなのかをざっくりと見てみたい。
7室に木星のケース
こちらのホロスコープの方。
こちらは男性です。
7室に木星が在住。
木星は吉星で定座(ムーラトリコーナ)。
木星は強く良い状態です。
7室は人間関係・結婚のハウス。
ここに最大吉星の強い木星。
木星は援助・発展・おおらかさの惑星。
ま、やっぱりと言いますか。
人間関係がとても良い。
人からよく援助されます。
結婚もしています。
パートナーはおおらかな人。
援助好きで自然な世話焼きさん。
夫婦仲もいたって良好です。
この木星が1室に100%のアスペクト。
人格にどんな感じで影響しているか、と言えば。
なんと。
彼自体がおおらかな人柄。
しかも何気に自然に人を助けます。
本人その意識ないくらいに自然に助けます・笑
それがもう板についてるものだから。
更に人間関係は良くなってくる。
より夫婦仲が良くなってくる。
こうしてみると。
7室木星で人間関係がいい。
人間関係が良好だからおおらかになる。
人柄がおおらかだから
人間関係がもっと良くなる。
そんな相互作用で、運勢が上向きになる。
ホロスコープがないと。
「彼はおおらかだから人間関係がいいよね」
って感じで見えると思う。
でも占星術的には。
人間関係の良好さが人格に影響している。
そういう感じになる。
7室に金星のケース
こちらの方は女性。
7室の人間関係に金星。
金星は芸術・音楽の惑星。
ご本人が言うには。
音楽・芸術はそんな才能はなかったし
ごく普通程度の興味だった。
だ、そうな。
でも。
音楽と縁のある人が周囲に多く。
その影響を自然に受けていく。
そんな人生・運勢を歩いています。
例えば高校の時には強烈な先生がいて、
その先生が吹奏楽部を担当しており
その影響を受けて吹奏楽を始めた、とか。
楽器なんてやったことなかった。
そんなところからスタートだったそう。
吹奏楽で県大会に行く程に上達したそうな。
他には。
7室は結婚での人間関係も示します。
例えば最初の結婚相手。
自分で作曲して家でピアノを演奏する。
そういう人であり環境だったそうです。
んで。
聞いているだけ、ならいいけど。
演奏の感想をよく尋ねてくるので
キチンと答えるようにするために
しっかりとピアノを聞く事となり
音楽の感性がすごく豊かになった。
そう。
こんな感じでね。
この方の場合。
7室の金星は音楽をする人との縁が生じ
人生・運勢にとても影響しています。
でも、ホロスコープがないと。
「彼女は感性豊かだから音楽に携わってる」
って感じで見えると思う。
占星術的も実際にも。
音楽系の人間関係がその人格に影響している。
そう。
パッと見の印象と現実とは。
実は逆だったりします。
そんな感じで7室の惑星は、
人格・運勢に影響してきます。
違う視点から
人間関係と自我・運勢との関係。
これをまた違う視点から見たらどうなるのか?
それについてはコチラをどうぞ。