大逆転がありえるハウス
『ドゥシュタナ』は苦しみが多い。
けど良いことも起こりえる。
そうした特徴を少しお話しました。
そしてもうひとつ。
ドゥシュタナには良い事を起こしてくれるコンビネーションがあります。
それが『ヴィパリータ・ラージャヨーガ』と呼ばれるものです。
6室・8室・12室の支配星が
6室・8室・12室のハウスの
どこかに在住している場合
ヴィパリータ・ラージャヨーガとなる
ラージャヨーガは成功を約束してくれるヨーガです。
そしてこのヴィパリータ・ラージャヨーガは『苦しみを経験した後に(逆転して)成功する』というヨーガになります。
つまり。
ドゥシュタナは苦しみが多いけど成功する場合もあるわけです。
ちょっとホッとしますよね。
6室支配星・8室支配星・12室支配星が6室・8室・12室に在住していれば、普通に考えたらめっちゃ困難極まるのではないか、と考えるかもしれません。
ですがこれは逆なんです。
大逆転してくれます。
ドゥシュタナが二重に重なると。
逆転して成功する事が約束されます。
ですからドゥシュタナの6室・8室・12室に惑星が在住していても、注意深く観察してみてください。
ヴィパリータ・ラージャが出来ているかもしれませんから。
ただやはりドゥシュタナ。
すべてが良いわけではありません。
『苦しみを経験した後』という条件が付きます。
ま、ドゥシュタナなんで。
これはしょうがないとこかな。
人生の分岐点に重要な役割を
他にも8室・12室には、とても大事な役割があります。
例えば転職とかしたい場合。
8室・12室の絡みがないと、なかなか転職が出来なかったりします。
例えば引っ越ししたい場合。
8室・12室の絡みがないと、引っ越しがままならなかったりします。
離婚も同じ。
8室・12室の絡みが欲しいトコです。
なかなか離婚が出来なかったりしますから。
8室・12室には『中断・変化』という意味があります。ですから、このハウスが絡まない場合には現状を変えにくい、という特徴もあります。
つまり、8室・12室は現状を変えたい時には、とても重要な役割を果たしてくれます。
具体的な例はこちらをご参考に。