太陽と月の生み出すもの
ケートゥは『この世に実際には存在しない惑星』です。
太陽と月が作り出す架空の惑星、つまり『虚星』になります。
この辺り説明がちょっとややこしい。
なのでざっくりとイメージしてください。
ポイントは『太陽と月』です。
地球から見て。
太陽の通る道を『黄道』と言います。
月が通る道を『白道』と言います。
この黄道と白道がクロスする点、これが2つあります。
そのひとつの点が『ケートゥ』
もうひとつの点が『ラーフ』
インド占星術では、そう呼んでいます。
太陽と月が生み出した二つの虚星。
それが『ケートゥ』と『ラーフ』ってことになります。
ん~、なんだろな。
太陽と月の二人の子供。
太陽と月の逢瀬と別れ。
太陽と月の葛藤。
なんかそういう風に、言えるような、言えないような。
西洋占星術でも考え方は同じ。
呼び名が違うけど、2つとも存在しています。
ケートゥは『ドラゴンテイル』
竜のしっぽ、という意味。
ラーフは『ドラゴンヘッド』
こちらは竜の頭、という意味。
この2つは必ず真逆の位置にいます。
そして。
基本的にセットで捉えられています。
どちらにしても。
ケートゥもラーフも太陽と月が生み出した架空の惑星、って事です。
ケートゥの意味
他の惑星は英語で表記されます。
けど、ケートゥは「ドラゴンテイル」とは表記されません。
そのまま「Ke」と表記されます。
そして、ケートゥは意味がとても掴みにくい。
ケートゥは謎と矛盾に満ちてます。
それゆえに、現在も研究が進められています。
おかげでケートゥの意味は様々。
人によって解釈も違ってきます。
外国人 医療関係者 プログラマー
逸脱 こもる事 職人性 禁欲
純粋さ 内向性 精神性 哲学 神秘
微細さ ひらめき 秘密 異世界
不安 恐怖 困惑 屈折 原因不明
言語 識別する力 動物学 毒
ケートゥには、こんな意味が出てきます。
ま、ちょっぴりだけど。
あまり見ない意味も載せてあります。
解釈の仕方での表現の違い、って感じだね。