ケーンドラとマズローの連動
『欲求には5段階ある。
その欲求には優先順位がある』
そんな説を心理学者マズローが提唱してます。
『マズローの欲求5段階説』
という割と有名な説です。
この内容の4段階目までが不思議と
インド占星術のケーンドラの示すテーマと
連動・共通していてなんだか興味深い。
連動・共通している4つの事柄は
まとめてみると次のようになります。
- 第1段階「生理的欲求」
→1室と内容が連動・共通している - 第2段階「安全欲求」
→4室と内容が連動・共通している
- 第3段階「社会的欲求」
→7室と内容が連動・共通している
- 第4段階「承認欲求」
→10室と内容が連動・共通している
今回は
第4段階目の「承認欲求」が
10室と内容が連動・共通している
という部分をサクッと見てみたい。
承認欲求って?
マズローの言う3段階目の『社会的欲求』
(=『誰かとのつながりを持ちたい』欲求)
といった欲求が満たされてくると
次にはこの『承認欲求』が出てきます。
そうマズローは提唱しています。
(誰かとのつながりを持ちたい欲求
についての内容はコチラを参考に)
![](https://hoshi-sora.com/wp-content/uploads/2024/02/2024-02-29-ケーンドラとマズローの心理学-5-320x180.jpg)
この『承認欲求』とは
「人から評価されたい」
「人から尊敬されたい」
「人から称賛されたい」
といったような欲求です。
そうだなぁ。
日常の感情表現で言うと
「褒められたい!」
「ちやほやされたい!」
「いいねされたい!」
って感じかな。
この承認欲求っていうのは
実は子供がよく表現してる。
「すごいでしょ~」
「私えらい?」
「ほめてほめて~」
「なでてなでて~」
なぁんて言葉。
子供が言ってるのを
聞いた事ないですか?
子供のころにすでに発現してしまうほど
人にとっては強い欲求であることが分かる。
実に興味深い。
それくらい人にとっては
重要な欲求と言えるわけですが
これが『承認欲求』になります。
10室の意味
10室のテーマも人気のテーマ。
ですから、ここまで読んでいて
「はは~ん、分かった分かった」
「あぁ、なんか見えてきたわ」
「なるほど、連動してる」
って感じ取ってるかも。
さて、それでは。
インド占星術の10室と言えば?
『仕事・職業』という内容と共に
『名声・評判・尊敬・名誉』
といった意味合いが10室にあります。
そう。
10室って仕事と思われがち。
それがポピュラーだからね。
でも忘れられがちなんだけど
その仕事を通して他人から得られる
『名声・評判・尊敬・名誉』
ってのも10室の重要なテーマ。
これについてはコチラを参考に
![](https://hoshi-sora.com/wp-content/uploads/2024/03/24-03-31-10室の『行為』の2つの面-320x180.jpg)
10室とのクロス
この10室のテーマである
『名声・評判・尊敬・名誉』は
言い方を変えて表現してみると
「人から評価されること」
「人から尊敬されること」
「人から称賛を受けること」
「人からの評価が高いこと」
ってことになります。
そう。
これがマズローの「承認欲求」での
「人から評価されたい」
「人から尊敬されたい」
「人から称賛を受けたい」
これと、まるまる一緒なのが分かります。
そう。
こんな感じでね。
マズローの4段階目の「承認欲求」と
インド占星術の「10室」のテーマとは
きれいにクロスしている事が分かります。