ケーンドラとマズローの連動
『欲求には5段階ある。
その欲求には優先順位がある』
そんな説を心理学者マズローが提唱してます。
『マズローの欲求5段階説』
という割と有名な説です。
この内容の4段階目までが不思議と
インド占星術のケーンドラの示すテーマと
連動・共通していてなんだか興味深い。
連動・共通している4つの事柄は
まとめてみると次のようになります。
- 第1段階「生理的欲求」
→1室と内容が連動・共通している - 第2段階「安全欲求」
→4室と内容が連動・共通している
- 第3段階「社会的欲求」
→7室と内容が連動・共通している
- 第4段階「承認欲求」
→10室と内容が連動・共通している
今回は
第4段階目の「承認欲求」が
10室と内容が連動・共通している
という部分をサクッと見てみたい。
承認欲求って?
マズローの言う3段階目の『社会的欲求』
(=『誰かとのつながりを持ちたい』欲求)
といった欲求が満たされてくると
次にはこの『承認欲求』が出てきます。
そうマズローは提唱しています。
(誰かとのつながりを持ちたい欲求
についての内容はコチラを参考に)
この『承認欲求』とは
「人から評価されたい」
「人から尊敬されたい」
「人から称賛されたい」
といったような欲求です。
そうだなぁ。
日常の感情表現で言うと
「褒められたい!」
「ちやほやされたい!」
「いいねされたい!」
って感じかな。
この承認欲求っていうのは
実は子供がよく表現してる。
「すごいでしょ~」
「私えらい?」
「ほめてほめて~」
「なでてなでて~」
なぁんて言葉。
子供が言ってるのを
聞いた事ないですか?
子供のころにすでに発現してしまうほど
人にとっては強い欲求であることが分かる。
実に興味深い。
それくらい人にとっては
重要な欲求と言えるわけですが
これが『承認欲求』になります。
10室の意味
10室のテーマも人気のテーマ。
ですから、ここまで読んでいて
「はは~ん、分かった分かった」
「あぁ、なんか見えてきたわ」
「なるほど、連動してる」
って感じ取ってるかも。
さて、それでは。
インド占星術の10室と言えば?
『仕事・職業』という内容と共に
『名声・評判・尊敬・名誉』
といった意味合いが10室にあります。
そう。
10室って仕事と思われがち。
それがポピュラーだからね。
でも忘れられがちなんだけど
その仕事を通して他人から得られる
『名声・評判・尊敬・名誉』
ってのも10室の重要なテーマ。
これについてはコチラを参考に
10室とのクロス
この10室のテーマである
『名声・評判・尊敬・名誉』は
言い方を変えて表現してみると
「人から評価されること」
「人から尊敬されること」
「人から称賛を受けること」
「人からの評価が高いこと」
ってことになります。
そう。
これがマズローの「承認欲求」での
「人から評価されたい」
「人から尊敬されたい」
「人から称賛を受けたい」
これと、まるまる一緒なのが分かります。
そう。
こんな感じでね。
マズローの4段階目の「承認欲求」と
インド占星術の「10室」のテーマとは
きれいにクロスしている事が分かります。