6室 困難・努力・奉仕

6室は忘れられがちな仕事のハウス・2

6室は仕事も示す

仕事を見る場合。
一般的には10室(10ハウス)を見ます。

でも。
10室以外で仕事の意味が出てくる、ってパターンもあります。

そのパターンのひとつ、それが6室(6ハウス)です。

6室は困難を示すハウスです。
でも同時に、アルタ・ハウスでもあります。

アルタ・ハウス

2室・6室・10室がアルタ・ハウス。
仕事関係が出てくるハウスです。

この視点からも。
6室から仕事の意味が出ても、なるほど、です。

ま、10室とはちょっとニュアンスが違う感じ、ではあるんだけどね。

牡牛座アセンダント/6室水星

では、ざっくりと。
6室に惑星が在住している場合で、見てみましょう。

こちらはMさんのホロスコープ。

牡牛座アセンダント。
6室の天秤座に水星が在住。

水星の意味には、『言葉・話すこと・ビジネス・移動』などがあります。

この水星。
10室そのものに影響してません。
10室支配星とも関係してません。

つまり。

この6室の水星。
10室の仕事とは関連がない状態です。

でも。
Mさんはと言えば。
営業・セールスの仕事をしていた、とのこと。

水星の意味がよく出ています。

しかも。
出張とかも結構あって、よくあちこち行っていたそうです。

これも、水星の意味の『移動』がよく出ています。

こんな感じで。

10室と関連がない場合でも。
6室から仕事の意味が出てくる、ってことがあります。

ちなみに。

6室だからと言って。
単発の仕事、ってわけでもありません。

Mさんは、この仕事を正社員として長期間していた、そうです。

6室の仕事のニュアンスについてはコチラ。

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