3室 兄弟姉妹・旅行・対話

なるほど音楽家は旅する人だ

気付きは不意にやってくる

昨日のこと。
インタビュー動画を見てまして。

「おお、なるほど、ホンマや!」
「言われてみたら確かにそうだ」
「意外な盲点やったわ~」

なんて思う事があった。

そう。

だから。
人の話を聞くのは実に興味深い。

こんな感じでハッとさせられるから

特に少し変わった仕事をしている人だと
普段の日常の生活をしているだけでは
なかなか気が付けないでいる事などを
普通に話してくれることがある。

それが何かの専門家だったりすると
コチラが持ち合わせていないような
本当に意外な視点から話してくれる。

それがさらに一流の人になってくると
話も深くて多くの気付きと納得がある。

本当にハッとさせられる。

これだから。
一流の人の話を聞くのは止められない。

ついついね、聴きいってしまう。

二人のピアニスト

さて見ていたのはユーチューブ。
ピアニストの「反田恭平さん」の対談。

反田恭平さんはピアニストとして、
とんでもない快挙を為した人。

2021年10月、第18回ショパン国際ピアノコンクールで第2位に入賞。
同コンクールにおける日本人歴代最高位タイで、内田光子以来51年ぶり2人目。

ウィキペディア 「反田恭平」より

これホントにすごい事です。

んで。
この対談で相手をしていた方も
角野隼斗さん」というピアニスト。

この方の経歴も異色。

2021年10月に開催された第18回ショパン国際ピアノコンクールで三次予選進出(セミファイナリスト)。

東京大学理科一類に現役合格。東京大学大学院進学。

2021年6月にはブルーノート東京で単独ライブを開催して成功。観客を沸かせ、ジャズの聖地・ブルーノートに華々しくデビューした。

ウィキペディア 「角野隼人」より

反田恭平さんのピアノの音色も
角野隼人さんのピアノの音色も
もともととても好きなので
対談をふと見つけてしまい。

ついつい嬉々として対談を見ちゃいまして。

ハイ。

ピアニストは旅する人

んで。

対談の中で語られてた
反田恭平氏の次の言葉。

「ピアニストっていう生活上
 色んな所に寝泊まりして
 旅するひとだからさ」

この一言。
これに、電撃が奔った。

ポイントは『3室』

3室にはいろんな意味があります。
「芸術的な才能」もそのひとつ。

「旅行」も意味のひとつです。

この二つの意味合い。
今まで別々に考えてました。

「芸術的才能」
「旅行」

うん、それぞれの意味があるよね、って感じで。

反田恭平氏はコンクール以前から
すでにプロとして活動されています。

そのプロの音楽家として活動していると
「生活上色んな所に寝泊まりする」
という生活スタイルが普通になる。

それが彼のリアリティなのだ。

ここの視点に。
「あっ!!!」
ってなった。

ついつい普通の日常の感覚で考えると
「旅」は「楽しみ」として捉えている。

でも。
違う。

「旅」が「生活」なんだ。

音楽をプロでやっている人って。
演奏場所がワールドワイドになる。
その場所に行かなきゃいけない。

自分が住んでいる場所と違う場所に
演奏をしに行かなきゃいけなくなる。

それは有名になるほどに遠くの土地も出てくる。

「移動」が必要不可欠になってくる。
本当に「旅」が「生活」なんだ。

それが、彼らの「リアリティ」なんだ。

それが見えて。
なんか、電撃がはしった。

彼らのリアリティ。
「ピアニストは旅する人」!

3室のテーマ同士が連動してる。

盲点だったわぁ。
うん、実に、興味深い。